マウスガード

歯並びに合わせて、自分だけのオーダーメードのマウスガードは転倒・衝突・ジャンプ等の強い衝撃から歯、舌、顎を守ります!

(スポーツ)マウスガードという言葉を聞いた事がありますか?
例えば、ボクシングのような格闘技で口の中の怪我を防止する為に口の中に入れるマウスピースと言う言葉は聞いた事があると思いますが、同じです。また、マウスプロテクター等とも呼ばれています。

マウスガードの使用目的

第一の目的は、お口の怪我を予防したり、軽減する事。マウスガード装着による安心感が及ぼす効果も期待できます。
第二は、脳震盪の予防です。また、運動能力の向上を目的にして、マウスピースが話題になった事がありますが、科学的にその効果は証明されていません。技術や体力が研ぎすまされたトップアスリートでマウスガード装着時と非装着時に僅かな効果が認められたとの報告があります。一方、ある競技(アーチェリーや射撃)では運動能力の向上ではなく別の効果があると報告されています(後述)。従って、総てのスポーツをする人に効果を約束する事は適切ではありません。

マウスガードの効果

マウスガードの外傷予防効果は、1989年に米国の中・高生アメリカンフットボール選手2470名に対する調査結果に代表されています。それは、マウスガードをしていない303名の口の外傷発生率は約50%、それに対して、マウスガード装着群2167名の外傷発生率は5%以下の結果でした。
また、1988年の他の米国での調査では、アメリカンフットボール、バスケットボール、ハンドボール等複数の球技のルールとしてマウスガードの装着を義務化した1962年以前、顎、顔面、口の領域の外傷の発生率は約50%であったのに対し、それ以降は、1.4%に激減しています。
日本でも、2000年に女子水球チームに対して行った調査で、マウスガード装着前の口の外傷経験者は52%であったのに対し、装着後は14%に減少しています。
また、ボクシングに代表される格闘技、アメリカンフットボール、ラクビー等の激しくタックルやブロック等の接触プレーが多い競技に発生率が高いのはお判りかと思います。
ボクシングではマウスガードの装着が義務化されてから実際に脳震盪の発生率が激減しました。

マウスガードの守備範囲

歯の破折、歯の脱臼(歯が抜ける)、顎の骨折、口腔粘膜、口唇の裂傷予防効果や受傷しても重傷にはならず軽微なものとする効果があります。
それは、マウスガードの弾性により外力を吸収することや、歯を被う事によって、口の中の粘膜や舌、唇等の軟組織を守る働きがあるからです。そして、心理的に安心感も生まれ積極的なプレーができる事も期待できます。また、マウスガードを装着することで脳に伝わる衝撃を緩和する事で脳震盪の予防に繋がるという研究報告がされています。

効果の有るスポーツ

プロとアマチュアではルールも違うかと思いますが、怪我、外傷予防という目的から…

  1. 格闘技:ボクシング、K-1、空手、レスリング、日本拳法、柔道、相撲等
  2. 球技:アメリカンフットボール、ラクビー、ハンドボール、バスケットボール、サッカー等
  3. 個人技:体操、トランポリン、アクロバット、重量挙げ、スキー、スケートボード、射撃、アーチェリー、弓道等

マウスガードを装着することにより平衡感覚(運動能力ではない)の向上効果(身体の揺れの軽減効果)が報告されていることから、標的に狙いをつける競技。

また、本来のマウスガードの目的から外れるかと思いますが、海等でのダイビングで身に付けるレギュレータのマ ウスピースをカスタムメイドする事で、エアー漏れや、口の周りのストレスの軽減、海水や淡水の誤飲防止が期待さ れ、より安全なダイビングを楽しむ事ができるとの報告があります。

[MG装着が義務づけられているスポーツ]

ボクシング、キックボクシング、K1、空手の一部(極真空手)、アメリカンフットボール、ラグビーの一部、ラクロス(女子のみ)、インラインホッケー(20歳以下)

副作用

これまで報告された障害(副作用)や考えられることは…

  1. 長時間装着すると噛み合わせが変化する。
  2. 顎の関節の痛みや違和感を生じさせることがある。
  3. 発音を障害する事がある。
  4. 呼吸を障害する事がある。
  5. 歯の交換期や顎の成長期にある小学生、中学生に使用する場合は、歯並びや、それらの歯の生え変わりを阻害する事がある。

入手方法

スポーツ用品販売店でもマウスガードに近いものは購入できます。ただ前述の副作用を軽減し難いのは否めません。また、安く簡単なものでは、お口のサイズだけの柔らかい素材のマウスガードや、セミカスタムメイドであるシリコン等の素材で型に流し込んで作るマウスガードはそれなりの効果はありますが完全ではありません。 我々がお勧めするカスタムメイドのマウスガードは、その人にピッタリ合って違和感が少なく副作用がでないように、また違和感や痛みが無いよう調整ができます。お好みカラーも選べます。
カスタムメイドのマウスガードは、残念ながらスポーツ用品店では購入できません。では、どこで作ってもらえるかと言えば、それは、歯科医院です。調整も行っています。
秋田県歯科医師会では、当歯科医師会加盟の歯科医院、診療所でマウスガードを注文できるシステムを作っています。秋田県歯科医師会加盟歯科医院では、『スポーツ・健康づくり マウスガード作成協力医療機関 登録証』を掲げています。

※ご注意:歯科医師会会員でも、マウスガードを注文出来ない歯科医院もありますので事前に御確認して下さい。

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