秋田県歯科医師会は、赤ちゃんからお年寄りまで、お口の健康を中心にして健康管理を行い、健康寿命を伸ばし、生活の質を向上させるために努力しています。
妊婦歯科健診は、平成16年4月から県内すべての市町村で受診が可能となりました。平成30年度には51.5%の参加率を得ています。子供の口腔管理はお腹の中にいる時から始まることをお母さんに説明し、1歳6か月児健康診査まで情報がない口腔管理について知らせています。今後は、妊婦さん全員が参加できるようにこの事業を推進していきたいと思います。
児童生徒の時期は、現在フッ化物の洗口事業が続いているので、むし歯の数も全国平均を下まわるようになりましたが、引き続き数が減るように進めて行きたいと考えています。同時に歯の磨き方(効果のある磨き方)を徹底的に指導し、歯についた汚れを除去できるような生活習慣を形成したいと思います。
成人に於いては節目健診として、歯周病検診を行っています。高齢者に於いては、口腔の機能も診る健診を始めている所も多くなってきました。
成人期以降は、むし歯、歯周病のみならず、口の機能として、物を食べる、飲み込む、しゃべるなど、歯ばかりでなく、唇やまわりの筋肉、舌の動き、飲み込む反射運動など、様々な箇所を診て、健康管理をしていかなくてはなりません。幸いにも県としても、介護予防としてフレイル、オーラルフレイルに取り組もうとしています。全身的な症状が出る前の健診なので、健診後の保健指導がとても重要になってきます。
成人期からの健康管理については、オーラルフレイルの健診、並びに改善のための保健指導が必要とされることを鑑み、歯科衛生士会と共同して取り組み、県民の健康管理と保健指導に邁進して参ります。そして、必要とされる情報等をホームページを中心に、県民の皆様に、発信していこうと思っています。
今回リニューアルされたホームページを歯科医師会の会員は元より、介護関係者、リハビリ関係者、県民の方々にもご利用いただければと思っています。数多くの方々の訪問を歓迎いたします。
秋田県歯科医師会
会長 藤原 元幸
本会は、昭和22年11月に設立された、民法第34条による認可に基づいて設立された公益社団法人である。
秋田県を区域とし、本会で承認した郡市(秋田市、能代市・山本郡、横手市、大館北秋田、由利本荘、大曲仙北、湯沢市・雄勝郡、男鹿・潟上・南秋、鹿角市・鹿角郡の9地区)を区域とする歯科医師会の会員で組織する。
医道高揚、歯科医学、医術の進歩発達と公衆衛生の普及及び向上を図り、予防医学の完成に努力し会員相互の親睦、生活の向上、業権の確立、併せて社会並びに会員の福祉を増進するのを目的とする。
前述の目的達成のため次の事業を行っている。
役職名 | 氏名 | 担当分野 |
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会長 | 藤原 元幸 | |
副会長 | 木村 貞昭 | 裁定・機構整備、社会保険、医療管理・税務、厚生、会計 |
副会長 | 佐々木 嘉一 | 学校教育、学術、広報・情報管理、県議等議会対策 |
副会長 | 畠山 桂郎 | 地域保健(公衆衛生・高齢者歯科)、学校歯科保健 |
専務理事 | 鈴木 文登 | 総括 |
常務理事 | 三浦 吉貴 | 会計、裁定・機構整備、厚生 |
常務理事 | 松野 才 | 地域保健(公衆衛生・高齢者歯科)、学校歯科保健 |
常務理事 | 工藤 充康 | 社会保険、災害時対策、(医療管理・税務) |
常務理事 | 清水 隆夫 | 医療管理・税務、災害時対策(社会保険、広報・情報管理) |
常務理事 | 小川 欽也 | 学術、(地域保健(公衆衛生・高齢者歯科) |
理事 | 相庭 慎太郎 | 広報・情報管理 |
理事 | 佐藤 浩 | 地域保健(公衆衛生・高齢者歯科) |
理事 | 清水 光 | 社会保険 |
理事 | 武蔵 哲貞 | 医療管理・税務 |
理事 | 玉木 克弥 | 学校教育 |
監事 | 千葉 豊明 | |
監事 | 佐藤 金彦 | |
監事 | 赤澤 茂樹 |