お口のフレイル(衰え)とは

オーラルフレイル予防について

話すことが億劫になっていませんか?

入れ歯が落ちてきたり、グラグラする歯、尖って舌に刺さる歯はありませんか?しゃべりにくいままでお口を使わないと衰えます。

毎日やわらかいものばかり食べていませんか?

入れ歯が痛かったり、咬むと痛い歯、しみて痛い歯はありませんか?家人と違うものや、毎日同じようなものばかり食べていませんか?

笑いあえることは免疫力をアップします。

会話や飲食が億劫で家から出ることや人と会うことが少なくなっていませんか?
外出が減ると足腰も一緒に衰えてしまいます。

フレイルとは「虚弱」の意味で、加齢とともに心身の活力が低下した状態で、要介護の前段階を指します。
平らなところでつまずいたり、ちょっとしたバランスがとれなくなったり、以前よりも長く歩けなくなったり…。そのため出歩くのが億劫になり、外出や人との交流が減ったりしていきます。それが更なる筋力・体力の低下を招き…、

と、フレイルから身体活動の低下と社会参加の低下が悪循環となって要介護状態へと向かいやすくなってしまいます。

それを防ぐ鍵となるのがオーラルフレイル予防と言われています。
なぜなら、きちんと食べて栄養を摂ることは体力維持で欠かせません。
また、きちんと話せることは社会参加に大事なことです。

「話す・食べられる」が衰えると「人との繋がり」が減ってしまいます。
そして「人との繋がり」が減ると心身の衰えを早めてしまいます。

健康寿命延伸のためにフレイル=虚弱の始まりから防ぐことが重要とされています。
なかでもオーラルフレイル予防は特別です。
楽しい食事で栄養をとり、楽しい会話で心を元気にして体力維持、社会性の維持をはかりましょう。

お口は社会とつながっています。

オーラルフレイルはソーシャルフレイルです、かかりつけの歯医者さんへ是非いらしてお口の元気を保ってください。

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