歯科医師コラム

歯磨きは、いつするの?

'13.04.10

こんにちわ!
今回は、歯磨きは食後、何分にしたらよいのかについて、お話したいと思います。

みなさんは、「食後、3分以内に歯を磨くように」と、子供の頃、教えられた事と思います……。
確かに以前は、食べたらできるだけ早く歯を磨くことが虫歯を防ぐと、考えられてきました。
しかし最近は、「歯磨きは、食後30分過ぎてからにしましょう」と言われています。
通常、口の中は中性に保たれています。食事をすると、虫歯菌が食べ物の糖分を栄養として酸を作り出すため、お口の中が酸性になります。
唾液には、この酸性を中和する作用と、また、酸によって融けた歯の表面を元に戻す再石灰化の作用があります。これに要する時間が、約30分位と言われています。
人間は食事中咬むことによって、唾液がたくさん出ます。これをすぐに歯磨きで洗い流してしまうことは、むしろ、歯にとってマイナスであることが、最近の研究で判明しました。
そのため、食後30分以内は歯磨きを控え、この素晴らしい生体のメカニズムを上手に活かした歯磨きをすることをおすすめします。

従って、歯磨きは、食後30分過ぎにしましょう!

補足:唾液の効果
①虫歯を防ぐ
②歯や骨の再石灰化
③お口の中を中性に保つ
④お口の中の汚れを洗い流す
⑤殺菌、抗菌作用