歯科医師コラム

降雪とともに冬のダイエット!

'13.11.14

11月11日、早くも初雪、診療後に気付いてみれば外は一面真っ白でした。

夏に太陽の日を浴び、秋に実を稔らせ、冬の寒さに耐え、春に芽を出し、花を咲かせる。美しき日本の四季の中で、私自身も「食欲の秋」「実りの秋」を過ぎ、メタボまっしぐらです。冬は冬眠出来ずに、寒さに耐え毎年恒例「雪掻きダイエット」の開始です。
ダイエットの基本は、食事の量と質・方法そして運動でしょうか? 運動は雪掻きと剣道、食事の量と質は嫁任せです。

食事方法を歯科学的に考えると、「良く噛む」ということでしょう。昔から「よく噛んでから飲み込みなさい。」と言われております。20回~30回程度が理想といわれています。この「よく噛む」ことで、脳の“満腹中枢”が刺激され、腹八分目程度で満腹感が得られます。結果、食べ過ぎてしまうことが抑制されるのです。「よく噛む」ことには、ダイエット効果があるのです。
噛むことの効果は他にも
①唾液の分泌量が増えてむし歯の予防ができます。
②脳細胞を刺激して脳の発達、働きに良い影響を与えます。
③胃や腸での消化と吸収を助けます。
「よく噛む」ことは、身体にとってとても良いことなのです。

机上の計画は十分、把握・理解しています。あとは、実行あるのみ、毎年計画倒れの冬のダイエット、降雪とともにスタートです。