歯科医師コラム

八月の記憶

'23.08.22

凄い雨のあとの猛暑、被災していない私でも体力的に厳しいのに、被災した方々の心と体は如何ばかりであろうと憂う八月であった。秋田だけではない。関西や中国の仲間たちも大変であっただろう。

子供のころの八月は夏休みで、とても楽しい大好きな月であった。しかし、成長するにつれ八月の色々な悲しいことを知るようになる。二回にわたる原爆投下、終戦、御巣鷹山。お盆が八月なので、八月には色々なことが起こるのだろうか?それとも単なる偶然なのか、八月はヒトの死と関わる様々なことが頭をよぎるようになった。

これから迎える八月はどうなっていくのだろうか。もっともっと暑く、ゲリラ豪雨などもある八月になっていくのだろうか。また、悲しい記憶が八月に上塗りされるのだろうか。

出来れば歯を食いしばって困難を乗り越え、歯歯歯(ははは)と笑える歯ち月(八月)をたくさん過ごしたいものである。

やんばるくいな