歯科医師コラム

ほのいろ

'25.09.04

青々としていた田んぼ一面の稲苗。
夏の終わりにだんだんと色が抜けて黄緑色になり、今ではきれいな黄金色の稲穂がこうべを垂れています。

お米の主成分である「でんぷん」は、奥歯で噛めば噛むほど唾液と混ざり、甘味が増します。新米の味も秋の味覚も、歯が健康であればこそですね。

「ほ」の色は緑、黄緑から黄金色へとうつろう。

「は」の色はいつだって白がいい。

文:武田 瞬