世界情勢のゆくえと歯科治療
'26.06.03イラン戦争による影響は、歯のかぶせ物や詰め物といった歯の治療に用いる材料の調達にも支障をきたしてきています。
というのも、歯の治療に用いる材料の多くは石油を原材料としており、この度のホルムズ海峡の封鎖によるエネルギー資源の輸送停滞は、例外なく身近な歯科治療にもさまざまな被害を与えているのです。
最近、書店でよく「地政学」と名のついた本を目にしますが、こうした世界情勢の背景には各国の利害関係がおもむろに絡んでいて、ここ数年で如実に現れてきているような気がします。
国を維持・発展するためには、貿易を安全に行うための海上航路が不可欠で、まさにホルムズ海峡はチョークポイントとよばれる戦略的要衝とされ、有事の際にはこのチョークポイントを押さえることで敵国の物流を停滞させ経済に打撃を与えることができます。
先の見えないこの戦争の爪痕は、世界全体の経済の衰退を招きかねません。
奪い合うことにではなく与え合うことにシフトチェンジすれば、世界はもっと豊かに発展するようにも思うのですが…
一日も早い戦争の終結を祈るばかりです。
文:フィユ