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むせるのは年のせい?オーラルフレイルとは?
フレイルとは、加齢により心身が衰えた状態のこと。
そして、オーラルフレイルとは、食べたり、話したりする、お口の働きの「軽微な衰え」を示します。
初回のテーマは「むせ」について。そういえば、お茶や汁物でむせることはありませんか?
私たちの「のど」 は、空気の通り道である「気道」と、食べ物の通り道である「食道」が隣り合っています。普段、食べ物を飲み込むときは、のどにある「喉頭蓋(こうとうがい)」というフタが瞬時に閉まり、食べ物が気管に入らないようブロックしています。
しかし、加齢や「お口の運動不足」によってのどの筋肉が衰えると、このフタが閉まるタイミングがほんの一瞬遅れてしまいます。食べ物や水分が間違って気管に入りそうになると、それを必死に追い出そうとして激しくせき込む、これが「むせ」の正体です。
そして、「舌」は食べ物をまとめ、のどへ送り込む役割を担っています。舌の動きが弱くなると、食べ物が口の中に残りやすくなったり、飲み込むタイミングがずれたりして、むせにつながることがあります。
喉に送り込む力
舌の力が弱いと、食べ物を一回で送りきれず、喉のスペースに残ってしまいます。一息ついて息を吸った瞬間に、その残った食べ物が気管に吸い込まれてむせの原因になります。
水分をまとめる力
お茶や水などのサラサラした液体は、口の中で一瞬で広がってしまいます。健康な状態なら、舌をスプーンのように丸めて水分を保持できますが、舌の動きが悪いと支えきれずに気管へ流れ込んでしまいます。
単なる「むせ」と侮れない理由
「むせるくらい、大したことない」と思うかもしれませんが、オーラルフレイルによるむせを放置しないで下さい。
食べる楽しさが減ってしまったり、 「またむせるかも…」と不安になると、外食を控えたり、喉ごしの良いものばかり選んだりするようになり、栄養バランスが偏る原因(低栄養)になります。
秋田県の調査では…
方法:県内在住の40〜59歳の調査協力を得られた者801名に対し、歯科医院で調査した。
結果:高齢期の課題とされる口腔機能低下の症状だが、本調査の対象者の約2割に認めら
れたことで、より早期からのオーラルフレイル予防対策が必要であると考えられる。
※秋田県では口腔の健康づくり推進条例の基本的施策に「オーラルフレイル予防に関すること」が定められています。


