Practice2
最近しゃべりにくい? 話す力・滑舌について
フレイルとは、加齢により心身が衰えた状態のこと。
そして、オーラルフレイルとは、食べたり、話したりする、お口の働きの「軽微な衰え」を示します。
今回のテーマは「滑舌」について。普段の会話で、言葉をはっきりと発音できないことはありますか?
会話がもたらす効果と重要性
脳の活性化:人との会話は、相手の表情を読み取り、考え、言葉を発する過程そのものが高度な脳トレとなり認知症予防に直結します。口腔機能の維持:会話は口の周りの筋肉や舌を使うため、滑舌や飲み込みの機能を保つオーラルフレイル予防に直結します。全身の健康へ波及:会話や外出を楽しむことが、運動量の増加や食欲の向上につながり、身体的・精神的なフレイルの進行を防ぐベースになります。
日常生活で気づく「滑舌」の初期サイン
普段の生活の中で以下のような変化があったら、オーラルフレイルが始まっている可能性があります。
- 話している途中で口がもつれる、ろれつが回らないことがある
- 人から「えっ?」と聞き返されることが増えた
- ボソボソとした話し方になり、声が小さくなった
- 口の中が乾きやすくなり、張り付いてしゃべりにくい
口腔機能低下症の検査では、「パ」「タ」「カ」という3つの音の発音状態を調べます。この3つの音は、それぞれ食べるために必要な別々の筋肉を主に使うため、どこが衰えているかを見極めることができます。

滑舌の維持のために、よくおしゃべりをする・よく噛んで食べる
人と話すことは、お口の筋肉にとって最高の筋トレです。音読や歌を歌うことも非常に効果的です。

“早口言葉で良い滑舌を”
口を大きく動かしながら3回続けて言ってみましょう。
なまむぎ なまごめ なまたまご
隣の客はよく柿食う客だ
あおまきがみ あかまきがみ きまきがみ

ろれつが回らない=すべてオーラルフレイルとは限りません
急にろれつが回らなくなった場合、脳卒中などの可能性が、徐々に回らなくなってきた場合には神経変性疾患など、背景に重大な病気が隠れている可能性があります。
