真田かずみのおくち研究室~きょうの口活5分レッスン~

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Practice3

舌の力と見逃しやすいサインについて

フレイルとは、加齢により心身が衰えた状態のこと。
そして、オーラルフレイルとは、食べたり、話したりする、お口の働きの「軽微な衰え」を示します。
今回のテーマは「舌の力と見逃しやすいサイン」について。今日から舌の筋トレはじめませんか?

舌は単に味を感じるだけでなく、咀嚼・嚥下(飲み込み)・発音など、口腔機能の中心的な役割を担う巨大な筋肉の塊です。舌圧の低下は、オーラルフレイルが進行しているサインとして大きな意味を持ちます。

舌圧とは、舌を上顎(硬口蓋)へ押し付ける力を指します。
• 食塊の形成・送り込み: 噛み砕いた食物をまとめ、喉の奥へと送る
• 嚥下圧の生み出し: 飲み込む瞬間に上顎に強く押し当てることで圧力を高め、誤嚥を防ぐ
• 構音機能: 舌を上顎や歯に当てることで「タ行」「ナ行」「ラ行」などの発音を明瞭にする
  舌の筋力が低下すると、これら一連の動きにスムーズさが失われます。

舌圧の衰えにより、食べづらさから軟らかいものばかり選ぶようになると、噛む力や舌の筋力がさらに低下し、栄養不足や全身の筋力低下(フレイル)へとつながってしまいます。

[滑舌の低下・食べこぼし](軽度なオーラルフレイル)
↓
[舌圧の低下(低舌圧)] (口腔機能低下症)
↓
[咀嚼障害・嚥下障害](要介護状態へのリスク)

舌のトレーニングはとても簡単。地道な継続が大切です!

ペコぱんだ®️ってなに?

筋力に合わせて硬さを選択できる舌トレーニング用具です。
市販されていますが、効果的な訓練法についてはぜひ
かかりつけ歯科へご相談下さい。